当院敷地内に2台、第2駐車場に6台ございます。アクセスのページをご覧ください。
現在は現金とクレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・アメックス・Diners)に対応しております。電子マネー・QRコード決済についてはまだ対応しておりませんが、御要望に応じて導入を検討していく予定です。
※Apple PayやGoogle Payについては、クレジットカードを設定していれば使用できます。
予約優先制の曜日(月曜・金曜)と順番制の曜日(火曜・木曜・土曜)に分かれております。受診予約については、お電話もしくはWEBでの予約にて日時を承っております。
可能です。順番制の外来では基本的には受付の順番通りに診察を行います。
予約制の外来では事前予約の方を優先的にお呼び致しますので、待ち時間が長くなってしまうため、事前にお電話もしくはWEBでの予約をお勧めさせて頂いております。
可能です。上記のような症状のある方はお電話(072-852-3961)でお問い合わせください。
診察を受けたい医師の外来診療のスケジュールに沿っていただければ対応できますが、その医師が外来診療を行っていない場合は他業務に従事しているため対応はできません。
しかし、異なる医師であっても、電子カルテ上で普段の診療情報については共有しておりますので、安心して当院へお越し頂けたらと思います。
胃カメラ検査ではのど(咽頭・喉頭)、食道、胃、十二指腸の一部までを観察します。
がんの最も重要なリスクファクターはピロリ菌の感染です。
ピロリ菌の感染を背景に、喫煙、野菜・果実摂取不足、高食塩摂取(1日10g以上)、遺伝などの因子が複雑に作用し、胃がんが発生するとされています。
ピロリ菌は胃の粘膜に生息しているらせん状の形をした細菌です。
様々な研究によりピロリ菌が胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がん・MALTリンパ腫などの病気に深く関わっていることが明らかにされています。
ピロリ菌に感染すると胃に炎症を起こすことが分かっていますが、多くの人に自覚症状はありません。
ピロリ菌の感染による炎症が長い期間続くと、胃粘膜にある胃酸などを分泌する組織が壊された状態(萎縮性胃炎)になります。
さらに進むと胃粘膜は腸の粘膜のようになり(腸上皮化生)、胃がんの高リスクとなります。
最近では大腸ポリープや大腸がんのリスクになることも判明してきました。
以前は上下水道が普及していない時代に、井戸水のような生活用水にピロリ菌が混入していたことが主な感染経路と考えられていましたが、現在は0~2歳の乳幼児の際に、保護者の唾液を介した感染(経口感染)が多いと考えられています。
現在ヘリコバクター学会では全てのピロリ菌感染者に対し、除菌治療が勧められております。
また、2013年より胃カメラを受けて慢性胃炎が確認された方(ピロリ菌感染がある方はほぼ慢性胃炎を認めます)にはピロリ菌の検査と除菌治療が保険で認められました。
ピロリ菌の除菌治療は早期に行うほど胃癌予防効果も高くなりますので早めに受けて頂くことをお勧めします。
市町村によっては検診を実施しているところもあります(枚方市民の方は満35歳から60歳までで、1度だけピロリ菌検査<血液検査>を公費で受けることができます)。
ピロリ菌感染の有無を調べる検査には血液・便・尿を用いた検査(ピロリ菌の抗原や抗体を測定する)や尿素呼気試験(空腹時に検査のために用いる薬を服用し、呼気を採取する)、また胃カメラ検査時に胃の粘膜を一部採取して行う迅速ウレアーゼ試験や培養検査などがあります。
保険診療でピロリ菌を調べるためには胃カメラ検査で萎縮性胃炎や胃潰瘍などがあることを確認する必要があります。
胃カメラ検査を受けたくない方は自費負担で検査を行う、または市町村公費負担のピロリ菌検査を受けて頂くことも可能ですが、陽性であった場合にも、除菌療養・効果判定も自費負担になってしまいます。
ピロリ菌の除菌治療は一般的に3種類の薬剤(抗生物質2種類と胃酸分泌を抑える薬)を12時間毎に1日2回、1週間服用して頂きます。
これによって約80%の確率で除菌が可能です。それで除菌できなかったとしても薬剤を変更して2回目の除菌治療を行います。
ただし、喫煙者の方では成功率が低くなります。3回目の除菌治療については保険適応外になります。
もし治療の希望がございましたらヘリコバクターピロリ学会認定医のいる当院にご相談ください。
結論から申し上げると胃カメラ検査を継続的に受ける必要はあります。
ピロリ菌を除菌したことにより胃がん発生の危険性が下がることは確かですが、0にはなりません。ピロリ菌除菌前の萎縮性胃炎の状態が進行していれば、除菌後であったとしても胃がんのリスクは高いものと考えられます。
実際にピロリ菌の除菌が成功したことで安心されて、その後の胃がん検診を受けなくなるケースがあり多々あります。除菌が成功しても定期的な胃カメラ検査(胃内視鏡検査)が必要で、特に萎縮性胃炎がある場合はなおさらです。
ピロリ菌以外の原因としてロキソニンなどの非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAID)・ステロイド内服・喫煙・ストレス・飲酒・カフェインの過剰摂取などがあります。
食道がんの危険因子には喫煙・飲酒・喉頭がんや咽頭がんの既往・逆流性食道炎・飲酒ですぐ顔が赤くなる方・熱い飲料を飲む習慣などがあります。
これらの危険因子を複数持っている方は食道癌のリスクが高く、定期的な胃カメラ検査が必要になります。
「とにかく力まないこと」が1番です。それ以外のポイントとしては以下の通りです。
・首と肩の力を抜く
・唾は飲まずに口からダラダラと流す(咽頭麻酔で誤嚥しやすくなるため)
・息は腹式呼吸で。鼻から吸って口からゆっくり吐く
・なるべくゲップは我慢する(検査の時間が短くなる)
・目は開けたまま遠くを見るように意識する(目を閉じると、のどの違和感が強くなりやすい)
・スコープがのどを通る時に少し顎を突き出す
・スコープが食道まで入ったら顎を引く
受けなくても大丈夫とは言えません。
前がん病変(胃腺腫など)や早期の胃がんであればバリウム検査で見つからないことも珍しくありません。
胃がん検診については、対象者全員に胃カメラ検査を行うことは多くの理由から困難であることから、胃がんの可能性の高い人を発見する目的で、胃のバリウム検査がメインで行われています。
あくまで対象者全体での胃がんによる死亡者数を減らすことを目的としたものでありますので、早期発見・早期治療を目指すのであれば定期的にカメラ検査を受ける方が精度としては高くなります。
また、バリウム検査では食道の病変は見つけにくいこともあるため、その点からも当院では胃カメラ検査を勧めております。
枚方市の胃がん検診の胃カメラでは鎮静剤は使用できません。
授乳中でも検査を受けていただくことは可能です。
ただし鎮静剤を使用する場合は検査を受けられる前に搾乳して頂くか、検査後から24時間後から授乳を開始してください。
妊娠中並びに妊娠の可能性のある方に対しては御本人様並びにお子様に対する刺激になるため、当院では行っておりません。
大腸カメラ検査では肛門・直腸・S状結腸・下行結腸・横行結腸・上行結腸・盲腸または回腸終末部までを観察します。
痛みに関しては患者様の大腸の形状や腸の癒着の有無によってかなり個人差があります。
当院では痛みや不快感を最小限にできるような大腸カメラ検査を心がけております。
詳しくはこちら。
大腸の粘膜には痛覚がないので、ポリープ切除を行う際には直接的な痛みはありません。
詳しくはこちら。
肛門からスコープを入れるので、特に女性の方は抵抗感があると思います。
しかし、大腸カメラ検査を受けずに大腸がんの発見が遅れた、ということになれば取り返しのつかない状況に至ることも否定できません。
当院としては早期発見・早期治療を目標にしておりますため必要があれば受けて頂くべきと考えております。検査を受けて頂くために、そういった点について当院では十分な配慮を払うようにしております。
肛門の部分のみ開いている検査用の紙パンツをご用意しておりますので、お尻の全体は見えません。また、観察するのはお尻ではなく大腸になります。肛門の観察も行いますが、短時間で終わることがほとんどです。
なお、検査室は扉で仕切られているため、他の患者様に見られる心配もございませんのでどうぞご安心ください。
飲酒・喫煙・高脂肪食や加工肉(ハム、ベーコン、ソーセージ等)の摂取・肥満などがリスクを上げ、運動・野菜や果物の摂取などがリスクを下げると言われているため、そういった生活習慣には注意して頂くことが大切です。
また親族の方に大腸がんに罹患した方がいらっしゃいましたら高リスクと考えられますため、定期的に大腸カメラ検査を受けて頂くことが重要です。
便潜血検査が陽性とあれば、原則、大腸カメラ検査を必ず受けて頂く必要があります。
大腸がんは正常な粘膜に比べて血管が発達しており、便が通過することによりじわじわと出血します。それにより便潜血検査は陽性になります。
大腸がん以外にも潰瘍性大腸炎や痔核などの良性の疾患でも便潜血陽性と判定されることも少なくありません。
しかし、大腸カメラ検査で大腸の中を見てみないことには大腸癌がないことを確認できないので、お気軽に当院にご相談ください。
受けなくても大丈夫とは言えません。前がん病変(腺腫性ポリープなど)や早期の大腸がんであれば陽性にならないことも珍しくありません。
早期発見・早期治療を目指すのであれば定期的に大腸カメラ検査を受ける方が精度としては高くなります。
全ての大腸ポリープが大腸がんになる訳ではありません。大腸ポリープは腫瘍性と非腫瘍性のものに分類されます。
非腫瘍性のポリープには過形成性ポリープや炎症性ポリープといったものになります。これらは大腸がんに進展することはほとんどありません。
腫瘍性ポリープには良性腫瘍である腺腫性ポリープと悪性腫瘍である大腸癌に大きく分けられます。一般的には腺腫性ポリープが1cm、2cmと大きくなってからその一部が大腸がんになることが多いのですが、一部には小サイズのものでも大腸がんになっていることもあります。
胃カメラと違って、検査3日前~前日からの検査前の準備を行う必要があることや、大腸カメラ検査を安全に受けていただける状態なのかどうかを判断する必要もあるため、後日に大腸カメラ検査を受けて頂いております。
可能です。大腸カメラ検査に関しては月経中であるため検査に支障をきたすことはありませんのでご安心ください。
しかし月経中に大腸カメラ検査を受けることに抵抗があれば、遠慮なくご相談ください。検査日の延期も承っております。
授乳中でも検査を受けていただくことは可能です。
ただし鎮静剤を使用する場合は検査を受けられる前に搾乳して頂くか、検査後から24時間後から授乳を開始してください。
妊娠中並びに妊娠の可能性のある方に対しては御本人様並びにお子様に対する刺激になるため、当院では行っておりません。
入院手術が必要な場合には、当院と連携している医療機関もしくは御希望の病院等へ紹介させていただきます。
訪問診療は、事前に立てた診療計画に則って定期的に医師が訪問する診療のことです。通常は月2回の頻度ですが、患者さんの容態に合わせて計画的に訪問頻度を検討します。
往診とは、通院できない患者様の要請を受け、臨時的に医師がその都度御自宅にお伺いして行う診療のことです。
当院では訪問診療だけではなく外来診療も行っております。
今は通院できるけれども将来的に行けなくなった時にどうしよう、となった場合にでも“かかりつけ医”として訪問診療を行いますので継続的にサポートさせて頂くことが可能です。
可能です。通院されている医療機関の主治医の先生にもご確認ください。
診察後にご自宅や入所されている施設にて処方箋をお渡しします。
お近くの調剤薬局で引き換えていただきますが、御家族様が薬局に行くのが難しい場合は、お薬をご自宅に届けることができる調剤薬局をご紹介いたします。
薬剤師による服薬管理や指導もご希望がございましたら受けて頂くことも可能です。
また、薬の宅配はお金がかかります。
交通費については当院で負担しております。
ただし、駐車スペースがない場合の駐車料金については別途お願いしております。
当院では、ご自宅や入所されている施設での緩和ケアや看取りといった終末期医療も承っております。
診察が可能な状態であればご不在でも構いません。
ただし、必要な情報をいただくことや医師から状態の説明を行うこともありますので、できましたらご立会いを頂けましたら幸いです(初回に関しては必ずお立ち会いをお願いします)。
緊急時のみの往診対応は行っておりません。
その際にはかかりつけ医または救急指定病院の受診をお願いしております。
当院では小児並びに成人の方に対するワクチン接種を行っております。
詳しくはこちらをご覧ください。
事前予約が必要になりますので、お電話でお問い合わせください。
各自治体によっても異なりますが、1979年4月1日以前に出生の男性と、予防接種制度切り替え時期に当たる1979年4月2日~1987年10月1日生まれの男女の接種率が低いとされています。
16歳頃までに接種するのが最も効果が高いですが、それ以上の年齢で接種しても、ある程度の有効性があるということが、国内や海外の研究で示されています。
ただし、定期接種の対象年齢を過ぎてからの接種については明らかな安全性の懸念は示されていません。子宮頸がんの予防のためには、子宮頸がん検診を定期的に受診することも重要です。
検診を定期的に受けることにより、がんの早期発見・早期治療につながります。
さらに、HPV感染は主に性的接触により起こるため、パートナーと共に性感染症の予防も忘れずに行いましょう。
当院では同時接種は施行しておりませんのでご了承ください。
予防接種は、お申し込み頂いてからワクチンを注文しますので、入荷に1週間ほど時間を頂いておりますため、恐れ入りますが事前予約をお願いしております。お電話でお問い合わせください。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。
発熱、接種部位の痛み・発赤・腫脹などの軽症なものから、呼吸困難、血圧低下、脳炎、神経障害などの重大な副反応に至るものまであります。
生ワクチンは接種後に病気にかかったような症状がでることもあります。また、アレルギー反応については接種後短時間でみられる症状のため、当院では接種後15分ほど待合室にて経過観察をさせていただきます。
頻度は通常数%程度であり、過剰な心配をする必要はありません。
接種をしてもかかってしまう事はありますが、かかる可能性は低くなります。
また、かかっても重症化しにくいメリットもあるため、ワクチン接種をお勧めしております。
接種後2~3週間程度でできると言われていますが、個人差はあります。
個人差はありますが、効果は5~6ヶ月程度持続すると言われています。
過去の流行状況から考えて、10~11月中に接種する事をお勧めしています。
当院で取り扱っているワクチンのうち、インフルエンザワクチンならびに新型コロナワクチンのみ、感染時の重症化を防ぐ目的で接種を行なっております(主治医の許可は必須です)。
その他のワクチンは妊娠中もしくは妊娠の可能性のある方へは接種は行っておりません。
当院はMRワクチン・水痘ワクチン・ムンプスワクチンを非妊娠時(月経中ならびにその直後)に受けていただく事をお勧めしています。
なお、接種前1ヶ月と接種後2ヶ月の避妊期間が必要になります。